どうも、えいとと申します。
鰻の成瀬、最近よく目にしませんか?
2022.9に1号店をオープンし、わずか2年で200店舗を突破しています。
すごい勢いで増えているんですよ。
自分の記憶ではうなぎ専門のFCチェーンは記憶にないです。
吉野家とか松屋でうなぎもやってるね、くらいでしょう。
気になります…!
流行っているものは試したくなるもんです。
実際に訪問してみたので書いておきます。
鰻の成瀬行徳店
ちょっと高級感のあるつくりですね。
カウンター、テーブル、予約席が確認できました。
19時頃でしたが結構空いていましたよ。
行徳駅から徒歩10分くらい。
まぁまぁ歩きます。
実はあえて一等地を外して展開しているんですよね。
どうやら駅前の一等地でなく、二等地三等地を狙って展開しているようです。
鰻は目的食なのでそれを食べに行くという特性上、ふらっと歩いている人に入ってもらわなくてもいいという考え方なんだとか。
家賃も安くなるでしょうし合理的ですね。
基本メニューはうな重の松竹梅のみ、徹底的にしぼりこんでいます。
まぁ鰻を食べにくる人にそれ以外は必要ないですしね。
余計な+αメニュー作らないことで在庫スペースも最小化できます。
個人的には「鰻のタレご飯」がほしいので検討、お願いします。
400円くらいで!
ニホンゴワカラナクテモダイジョブ!
外国人にもやさしいです。
変わったビールをおいていましたね。
注文しませんでしたが鰻と一緒にキメちゃう贅沢もありです!
こだわりがいろいろと。
現金のみ、というのは余計な手数料をカットするためかと思われます。
メインターゲットは高齢者は現金派が多いですからね。
現金払いでよろしくお願いします。
営業時間は昼11:00-14:00、夜17:00-20:00
こちらも一般的な飲食店より短く設定してあります。
20時以降に鰻を目的として外出する人は極端に少ない、という分析から設定しているらしいですよ。
営業時間は長ければ長いほどコストがかかりますからね。
続、こだわり。
原料は中国産のニホンウナギ、らしいです。
国産=うまいというわけでもないんですよね。
間違いなく国産はコストが高くなりますから。
自分はしっかり管理された海外原料が最強だと思っています。
いいものを安く食べられるならそれでいいです。
テーブルにはタレと山椒のみ。
これは定番ですね。
SBのテーブル山椒みたいなのがポンっとおいてあるわけではないようです。
中身はそうかもしれませんけども。
せっかくなので松2600円にしてみました!
なかなかいいものがでてきましたよ。
わさびつけて食べるのもいけるんですねー。
松2600円、竹2200円、梅1600円という価格帯。
これが絶妙なラインとなっています。
牛丼屋のうな丼は1000円程度、鰻屋のうな重は5000円くらいが相場です。
中間の価格帯がぽっかり空いているんですよね。
鰻の成瀬はここを狙って設定している感じです。
そしてうなぎはうなぎ屋で食べたい、という需要があるそうです。
どうやら安ければどこでもいいわけではないらしい。
どうせなら専門店で食べたい、という人が多いんです。
実際に食べてみると鰻屋のものと大差ないくらいおいしい。
鰻屋って手間暇かかるしどうしても職人コストをONしないといかんモデルですからね。
合理化して鰻屋と同等レベルのものを安く提供できているというのは強いです。
もちろん職人はいませんしほぼバイトのワンオペです。
うなぎ専用の焼成機を投入していてボタン1つ押せば完璧に仕上がるという楽ちんオペレーション。
スキル不要で誰が作っても短時間でおいしいうな重ができちゃう。
最高ですね!
毎日食べるものではないけどたまに食べたくなる。
高齢者はもちろん、家族連れも狙える。
専門店並みにクオリティが高く、価格はそれより安い。
少ないランニングコストで誰でも運用できる。
うまくブルーオーシャンをついた運営だと思います。
鰻の成瀬の運営
企業名 | フランチャイズビジネスインキュベーション株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役社長 山本昌弘 |
所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目1番36号青山丸竹ビル6F |
設立 | 2020年9月2日 |
事業内容 | ペットシッター事業 フランチャイズ本部運営 |
https://fbi-consulting.jp/company
安くてうまいうなぎ専門店、というポジションで全国制覇を狙う会社です。
先に大きくなってしまえば大手は追随しづらい。
急ピッチの店舗展開もそれが狙いでしょう。
都内ではうなデリという宅配サービスもやっているようです。
以上(´・ω・`)
\ 牛丼店は牛丼店で勝負すべし! /
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