どうも、えいとと申します。
株式会社ポケットペア
「パルワールドのパクリ問題」
パルワールドを遊ぶ上でこの問題に触れないわけにはいかない。
実際に訴訟問題に発展しています。
- パクリって言われるけど、実際どこまでがセーフ?
- 批判されるけど、ゲームは面白いしどう向き合えばいい?
- 自分がパルワールドを楽しんでることに罪悪感を持つべき?
こんなモヤモヤした疑問を持っている人は多いでしょう。
パルワールド自体はめちゃくちゃ面白いんですよね。
だからこそ「パクリ問題」 はきっちり向き合うべきテーマであると考えます。
今回はパルワールドにおける「パクリ問題」について分析し、整理してみようと思います。
パルワールド訴訟問題
まず事実として訴訟問題となっています。
議論のベースとなる部分なのでざっくりと頭に入れておくべきです。
(2025.2.19時点)
訴訟概要
2024年9月19日、任天堂と株式会社ポケモンがポケットペアを特許権侵害で提訴。
東京地方裁判所にて訴訟が進行中。
訴えの内容
問題となっている特許は以下の3件。
- 特許第7545191号(登録日: 2024年8月27日)
- 特許第7493117号(登録日: 2024年5月22日)
- 特許第7528390号(登録日: 2024年7月26日)
任天堂・ポケモン社は 『パルワールド』の販売差し止めと500万円の損害賠償を請求。
今後の注目点
ポケットペアはインディー開発者を代表して戦う姿勢を示しています。
訴訟手続きを通じて自社の正当性を主張する方針ですね。
- 任天堂…知的財産権の保護
- ポケットペア…ゲーム開発の自由度
独創性や倫理性に関する議論が活発に行われており、評価は一様ではないです。
ゲームの面白さを評価する声と、知的財産権の観点から批判する声が混在している状況ですね。
世間の声はどうなっている?口コミを徹底分析
SNS等から口コミを抽出し、どんな意見があがっているか?を分析しました。
✅ ポジティブ派
- ゲーム自体は面白い
- パクリかどうかはともかく楽しい
- 新しいゲーム体験として評価
- 元ネタの要素を上手く活かしている
- 単純にハマる
「結局、面白いならOK」派が多い。
正直、パクリかどうかは気になる…
でも普通にゲームとして楽しいから問題ないんじゃない?
という意見が多数です。
自分もどちらかといえばこの意見がしっくりきます。
シンプルにゲームとしてパルワールドは面白いか?
と聞かれれば「間違いなく面白い!」と答えますね。
これは紛れもない事実として評価されています。
ただ、遊んでいく中で何も感じないわけではないです。
「ん?これはあれとほぼ一緒だけどいいの?」という気づきはでますから。
もうちょい変更すればいいのになーと思う点はあったりします。
❌ ネガティブ派
- デザインや要素が丸パクリ
- オリジナリティがなく不快
- リスペクトが感じられない
- 著作権的にアウトでは?
- 単純に倫理的に許せない
「似せすぎでは?」と感じる層が一定数存在。
どこまでがインスパイアで、どこからがパクリなのか?の線引きは難しいです。
新たに生まれるゲームは過去作の要素を全く使っていない、と言い切れませんしね。
デザインとか丸パクリだろ!と言われればそういうのもあるね、という感じです。
スタンスとしてリスペクトがない、という点も特徴的ですね。
開発元のポケットペアはとにかく面白いゲームを作ることを目指しています。
そのためにやれることはなんでもやる、というのが倫理的に許せないのでしょう。
極論は「RPGはドラクエのパクリ」「アクションはマリオのパクリ」
みたいな話になりますがそれは違うだろって感じになりますからね。
多数派のポケモン勢が喧嘩売ってきたパルワールドを叩く!という構図もあります。
実際、叩いていたアンチがパルワールドをやってみたら面白くてやめられなくなった。
「くっ、、、パクリは許せんが面白いのは認める」という声は多いです。
やってみたけどゲーム自体もクソつまらん!という声はほぼありません。
🔹 ニュートラル派
- 訴訟は特許侵害が原因であり、パクリ問題とは別
- 「パクリ」と「オマージュ」の境界は曖昧
- 似たゲームは昔からある
- 最終的にユーザーが楽しめればいいのでは?
- 特定の文化圏でパクリの許容度が違う
「パクリの定義は一概に決められない」派
よく言えば冷静に分析している、悪く言えばどっちつかず、でしょうか。
ネガティブ要素に対してパクリの境界は曖昧だし、というスタンスですからね。
法的な問題と倫理的な問題は別であり、最終的にはユーザーの価値観によるとの意見も多い。
ユーザーが楽しめればいいんだよ、というのはポジティブ寄りです。
パルワールドは世界的に売れていますが文化圏によってパクリの許容度が違いますしね。
過度の押さえつけはゲームの発展を阻害する、という考え方もあります。
業界全体で継続的に議論されるべき課題といえます。
パルワールドはパクリなのか? 具体的なポイント
キャラデザインが酷似
配色や目の書き方、立ち絵の構図等はポケモンによく似ています。
間違いなく参考にはしているはずです。
パクリの許容範囲かどうか、判断してみてください。
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んー、脚の数が違う。
立ってるしね。
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…体系が違う!
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尻尾の形…?もこもこ?
似ているといわれれば似ている…
違うといえば違う。
そんな感じでしょうかね。
ゲームシステムが酷似
他タイトルで高評価だった要素を取り入れているといわれています。
より面白いゲームを作るために参考としているのは間違いないですね。
許せないパクリなのかどうか、判断してみてください。
ポケモン
- ボール状のアイテムで捕獲し仲間にする
- 捕獲したパルを出して戦わせる
- パルはそれぞれ異なるスキルや能力を持つ
- 一部のパルがポケモンに酷似している
- 捕獲したパルを連れて歩ける
ゼルダ
- 高低差のあるマップを自由に探索できる
- 高い場所から滑空等、スタミナがプレイヤーの行動に影響を与える
- MAPにより気候や地形が変化し、時間変化の概念がある
- 武器や道具には耐久値が設定されており、修理または作り直す必要がある
- 一部のボスのデザインや戦い方がゼルダライク
マイクラ
- 素材を集めて建築、装備制作
- プレイヤーが自由に拠点を作れる
- 食料やアイテム管理、環境に適応する必要がある
- パルを労働させるシステムがマイクラの村人と似ている
- フレンドと協力して拠点を作ったり戦闘ができる
各タイトルで評価の高いシステムと似た要素を採用しています。
全てがパクリでオリジナリティがないという評価もありますね。
その反面、総合力は非常に高く、ゲーマーのツボをおさえたすばらしいゲームともいえます。
パルワールドはパクリではない!という指摘
独自性
既存のゲーム要素を組み合わせつつも、独自のゲームシステムを導入しています。
モンスターの捕獲や育成といった要素はポケモンと類似しているかもしれません。
ただ、そこにシューティング要素やオープンワールドのサバイバル要素を融合させています。
これは独自のゲーム体験を提供しているといえます。
法的観点
著作権法において、アイデア自体は保護の対象外とされています。
システムが他のゲームと類似していても、それらは一般的なアイデアやコンセプトの範疇です。
具体的な表現が異なる場合、著作権侵害には該当しないと考えられます。
デザインプロセス
キャラクターデザインは主に新卒のイラストレーターによって制作されているようです。
また、法的なレビューもクリアしていると述べています。
意図的な盗用ではなく、独自のデザインプロセスを経て制作されたとの主張があります。
これらの指摘はパルワールドが他作品から影響を受けていることを認めています。
同時に独自の要素や工夫を取り入れていることを強調しているんですよね。
そのため、単純に「丸パクリ!」と断定するのは適切でないとの見解です。
パクリかどうかは個人の価値観次第
「ゲーム業界におけるパクリとインスパイアの境界」
パルワールドのパクリ問題はこの問題に着地します。
- 「ゲームが面白ければOK!」なら、気にせず楽しめばいい。
- 「パクリが許せない!」なら、プレイしなければいい。
これが結論です。
自分の価値観を信じましょう。
かつてここまで業界大手とインディーが争った構図は思い当たりません。
パルワールドは、単なるゲーム以上に考えさせられる作品となっています。
結局のところ「パクリかどうか」は個人の価値観による部分が大きいです。
自分はゲームとどう向き合い、どんなスタンスで遊ぶか。
一番大事なのは、自分の考えを持っておくことだと思います。
以上(´・ω・`)
\ ゲーム自体は間違いなく面白い! /
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