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【ドラクエ2R】クリア後のレビューと所感│ドラクエ1&2R

ドラクエ1&2R
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どうも、えいとと申します。

ドラクエ1&2Rを2真エンドまでクリアしたので所感を書いておきます。
Switch2でプレイ、1Rで16時間、2Rで46時間でした。

▼ドラクエ1Rのレビューはこちら!

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ドラクエ2R クリア後所感

ドラクエ3Rの評価が低かったこともあったからか、発売当初の評価は賛否ありましたね。
昨今のドラクエにしては難易度がやや高めに設定されていたこともあります。
時間と共に高評価が優勢となり、高めのメタスコアに落ち着いた感じです。

時系列としてはドラクエ3→1→2と続いています。
ここまでリメイクされたロト3部作を順番にクリアすることで無理なくそれを理解できるように設計されていますね。
可能なら全てやることでより深みを感じることができるはずです。

ドラクエ1Rもなかなかの別ゲーでしたが、2Rは更に加速。
スピンオフシリーズといっても過言ではないくらいです。
“サマル王女を加えた4人旅”という部分が大きいですね。

ローレ王子=主人公、ではあるのですがしゃべらない設定。
その分、他の3人がとにかくよくしゃべります。
やはり仲間がしゃべると物語に吸い込まれていくもんなんですよね。

正直なところ、実質の主人公はムーン王女じゃないですかね。
“ハーゴンによって滅ぼされた国の王女”という設定上、背負うものも大きい。
他のメンバーとは面構えが違います。

ドラクエらしい、感動的なシナリオとして印象が強かったのが黒いモーモンです。
悪意のないモンスターを敵のために殺すのか?というムーン王女の葛藤。
信頼を重ねていき、最終的に仲間となってからの悲しい別れ。
このイベントは今作一の完成度です。

今作の新要素であるサマル王女は個人的に存在感がいまいち。
自分も楽しく冒険したい!と強引に入ってきた設定なのでしょうがないかもですが…
戦闘力が抜けているわけでもなく、ただの明るいキャラというところです。

特徴という特徴がないんですよね。
バッファーとして運用するしかないくらいです。
まぁ、ぬすっと刈りという大事な仕事はありますがね。

HD2DのグラとBGMはハイレベルにまとまっていてすばらしい。
個人的に好き!というのも大きいですけどね。
ダッシュ速度も丁度良く、ストレスなく動けて快適です。

海底の新要素もなかなかいい。
人魚、妖精、人間との関係構築も今作の見どころですね。
基本みんな人間嫌いってところからですがドラクエ1Rのバックボーンが効いています。
船の移動速度はもっと早くてもいいですけどね。

敵が強い、という意見が多いですがボスが強いという感じです。
ドラクエ慣れしていれば問題ないですが初見だと苦戦するでしょう。
バイキルトが使えるようになるあたりから役割分担が明確になってきます。

基本はローレ王子がゴリラなので攻撃に専念。
その他メンバーで補助なりの環境を整える流れができてくると楽になります。
一部のボスは行動パターンを把握して立ち回る必要もありますけどね。

一方、雑魚に関しては大量に出てくるので割とすぐに死にます。
終盤の敵はそれなりにタフですがサマル王子の”やまびこギガデイン”で全てを蹴散らします。
特技が多く追加されていますが全力でぶっ放していくのが最適解です。

殴り合いになる前に先行で一気に潰すのが強いのは間違いなし。
必然的にMPをガンガン消費していくことになり、MP対策装備の重要度が高いです。
“ふしぎなぼうし+ふしぎなボレロ”のMP対策は中盤から最終終盤までお世話になりました。

いい取り組みだけどちょっとおしいのが超絶技です。
2Rについてはかなりの数があるのですが使う機会があまりない。
というか、わかりづらいのでもう少し工夫が必要だと感じます。

何が発動できるのかをわかりやすくしてほしいですね。
一定条件で発動という取り組みは新しいので今後も育ててほしい要素です。

ドラクエらしいといえばらしいのですがエンドコンテンツが微妙なんですよ。
昨今のゲームとしては歯ごたえがなさすぎます。
2Rの世界を回りつくし、最上位の装備を揃え、種でドーピングし、その上で行動パターンを完全把握してなんとか倒せるくらいのボスがいるとやり込みに力が入ります。

過去作ではしんりゅう、かみさま、ダークドレアム、あたりが裏ボスの定番となってきていますがそろそろ次のステップが必要かと感じます。
バランス取りは難しいですが、ドラクエ10の常闇ボスのような要素がほしいですね。

この遊び要素は満点です。
ビルダーズ2でもありましたが”はかぶさの剣”はバグ技からの逆輸入ですね。
ドラクエではあまりなかった難しいレアハントとしていい味を出しています。

序盤はローレ王子が主軸ですが物語が進むにつれてサマル王子が主役になるというね。
極まってくるとサマル王子の万能っぷりがまさに勇者。
はかぶさの剣はサマル王子しか装備できないというのも狙ったのでしょう。

正直、発売前はあまり期待していませんでしたが大当たりタイトルでしたね。
歴代ドラクエシリーズにおいても、かなり完成度が高い部類に入ると思います。
プレイヤーもリマスター慣れしてしまっているのでしょう。

元の作品を軸にしつつ、スピンオフのような要素をふんだんに差し込む。
この方式はひとつの勝ちパターンになるかもしれません。
次はドラクエ7Rが控えているのでそちらも期待できそうですね。

以上(´・ω・`)

\ リメイクの新しい型ができてきた! /

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