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クリア後のレビューと所感│エルデンリングナイトレイン

エルデンリングナイトレイン
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どうも、えいとと申します。

エルデンリングナイトレインをクリアしたので、所感を書いておきます。
steamでプレイ、クリア時間は追跡者で8ボス突破までやって35時間でした。
(出撃時間は21時間)

▶公式HPはこちら

タイトルエルデンリングナイトレイン
発売日2025.5.30
メタスコア77
個人レビュー85
項目採点(満点20)
ストーリー10
BGM15
システム20
グラフィック20
プレイ感20

フロムソフトウェアの新作となります。
エルデンリング本編が大成功と言われる中、毛の色が違うタイトルとして登場しました。
“プレイヤーを選ぶ”という表現の方がしっくりきます。

メタスコアが77に着地。
万人受けしないタイトルは、高得点が出づらい傾向がありますね。
受けつけない層がめちゃくちゃ低い評価を出すのでそうなりがちです。

自分はエルデンリング→シャドウオブザエルドツリー(DLC)と渡ってきています。
ガチ勢ではありませんが、そこそこやってきた層に属するでしょう。
その目線で見ると、今作のメタスコアは低すぎると感じますね。

▼エルデンリングシャドウオブザエルドツリーの所感はこちら

後述しますが、事前にエルデンリング本編をプレイしているのは必須です。
未プレイならまずは本編から遊ぶことをオススメしたい。
逆にプレイ済みであれば、即買いしていいレベルです。

本記事では、追跡者による8ボス討伐時点での”クリア後の所感”をまとめています。

クリア後の所感

難しいシナリオ

エルデンリング本編から共通ですがシナリオはわかりづらいです。
いや、これは自分の理解度が低いせいもしれません。
親切でないことは確かです。

まぁそれが奥深い、という評価にもなるので難しいところ。
背景や世界観の読み解きを楽しめるか否かです。
断片的な情報と暗示的な演出が多いので難解ですね…

わかりづらいので0点にしてもいいのですが、考察の余地あり!
ということで間をとって10点です。

追われる緊迫感

BGMは15点としていますが、満点でもおかしくない完成度です。
不穏な空気感を的確に演出していますね。
緊張感や没入感がすこぶる高く、文句なし。

不気味さを演出するのが本当にうまいです。

時間勝負の緊張感

ナイトレイン(雨)により行動範囲が狭まるというルール。
開始から五分後、更に11分後に縮小し、常に時間と隣り合わせの緊張感があります。
無駄な行動が許されないんですよ。

次どこいくの?もう時間ないよ!!
といった展開は稀によくみます。
ただ、動かないという選択肢は一番の悪手。

常に決断を迫られる感じが楽しめます。

不気味な世界観

グラフィックは圧倒的、特に不気味さの表現は群を抜いていますね。
不安を煽りつつも、感動する美しさも表現できるのがすばらしい。
フロムソフトウェアの真骨頂と言えるアートセンスです。

評価の高かった、エルデンリング本編の強みを十分に継承しています

高い自由度

とにかく自由度が高く、どの順番で何をしてもOKです。
ただ、時間制限があり、効率よく動かないと生き残れないのがナイトレイン。
特にマルチでは強力プレイが前提の難易度となっています。

好きに動いていいが、強くなる動きをしなければ、結果的に生き残れません。
高い自由度の中で協力して何を達成すべきか。
常に頭にいれて動く必要があり、絶妙なバランスが魅力です。

理解度ゲー

ナイトレインは理解度が最重要です。
ルールやシステムを、どれだけ深く理解しているかが明暗を分けます。
プレイスキルはその後の要素ですね。

マップや構造の理解、弱点や装備の取捨選択。
座学が必要なレベルで覚えることが多いんです。
知識と経験がものを言う、理解度ゲーとしての側面が強い。

失敗を繰り返しながら、少しずつ修得していく楽しさがあります。

新感覚のマルチプレイ

本作最大の特徴であるのが新感覚のマルチプレイです。
これは今までなかった、新しいスタイルなんですよね。
時間をかけて、何度も死にながら進める、という従来の方式からかけ離れています。

ランダムに変化する要素が新鮮味を与え、即時性の高い連携が要求される。
コミュニケーション手段がほぼ皆無であり、行先にピンを立てることでの意思表示。
本作特有の、生き残りをかけた技術となります。

毛の色は違いますが、スプラのように何度も何度もやりたくなる。
リプレイ性の高さは、秀逸なゲームデザインの賜物だと感じます。
常に新しい仲間とランダム要素の中でクリアを目指すのは、かなり中毒性があります。

初心者お断り

正直な話、初心者には厳しいです。
元々難易度の高いシリーズですが、チュートリアルがほぼありません。
初っ端から全開で殺しにかかってきます。

ある程度スムーズに動けることが大前提であり、動きが怪しいと雑魚で死にます。
また、全力で目的地へ向かうので、初心者は確実に置いてけぼりをくらいます…
理解度ゲーと前述しましたが、足手まといになってしまうのが現実なんですよ。

ナイトレインで遊ぶプレイヤーのほとんどが前作の経験者です。
完全新規の場合は、シングルプレイでひたすら慣れるしかないでしょう。
無理ではないが覚悟した方がいい、という感じです。

ハクスラ要素の遺物

繰り返し遊ぶモデルの中、ハクスラ要素である遺物が遊びの幅を広げています。
当然、ビルドに影響する要素となっており、理想の構成を追い求める楽しさがありますね。
この遺物が強い、このビルドが強い、と新しい戦略が生まれ、研究が進んでいます。

理解度とプレイスキルを磨くと共に、並行して楽しめる無駄のないシステムです。

鉄板の二刀流バッタ

追跡者のビルドで特に安定感があるのが、大剣二刀流によるジャンプ攻撃。
通称「バッタ」です。

本編でも愛用者が多く、自分もその一人でした。
今作でも健在で、雑魚・ボス問わず、高いパフォーマンスを発揮します。
限りなく正解に近い鉄板ビルドです。

追跡者であれば最後までお世話になる戦法ですね。
とはいっても、ボスの動きをしっかり把握できなければすぐ死にますが。

萎え落ち対策

マルチの繰り返しプレイ前提。
となると必ず上がってくるのが”萎え落ち問題”です。
味方のミスや立ち回りに不満を感じて離脱する行為です。

本作ではそのような行為に対して、一定のペナルティが課せられます。
しばらくマルチができなくなるんですよ。
この仕様により、無責任な途中離脱が減少し、安定した協力プレイが可能となっています。

強い弱い以前に、放棄がまかり通ってしまうとそのゲームは衰退しますからね。
運営側もよく考えて設定してくれていると感じます。

やり込み要素

  • キャラ別ジャーナル
  • 専用コスチューム
  • 遺物によるビルド

やり込み要素としてはこのあたりでしょう。

簡単そうにみえますがこれがなかなか深い。
キャラだけでも8種類、やり込むには相当な時間がかかります。

特に深いのがハクスラ要素である遺物。
これを確保できるか否かでビルドが大きく変わってきます。
完全に立ち回りを変えてしまうくらい強力なのが遺物なんですよね。

遺物が中途半端ではナイトレインをやりきったとは言えません。
専用ビルドの研究や遺物の厳選は、プレイ時間を費やすだけの価値があるコンテンツです。

追加アプデ情報

  • 無料アップデート
  • 有料DLC(新キャラ+新ボス)
  • 2人プレイ用モード
  • 強化ボス

バランス調整も含みます。
継続的にアップデートをして、遊ぶ環境を用意しやすいデザインですからね。
さらなるやり込み要素にも期待が持てます。

長期的にプレイを楽しみたい層にも適したタイトルだと思いますね。

“エルデンリングナイトレイン”は高い自由度と緊張感のあるシステムが秀逸です。
何度も繰り返し遊びたくなる、新感覚マルチプレイとして高い完成度を感じさせます。
まだまだ遊ぶ要素は残っていますし、今後のアプデも楽しみです。

以上(´・ω・`)

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