どうも、えいとと申します。
“亜種、希少種、歴戦、狂竜化…”
モンハンには”コンパチ要素”、つまり”強化個体”が多く存在します。
ちなみにそれぞれの特徴、正しく把握できていますか?
シリーズの歴史も長いので結構たくさんあるんですよね。
毎作でてくるもの、1タイトルのみで終わっているもの、様々です。
MHWs(モンハンワイルズ)においてもいくつか実装が確定しているんですよね。
発売後のアプデによって追加される可能性もあるのでおさえておきたいところです。
本記事ではそれぞれの強化個体を整理し、わかりやすく解説していきます。
強化個体の要素は11種類!
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亜種

▼登場作品
初代から全シリーズに登場
▼代表モンスター
リオレウス亜種、ティガレックス亜種、ナルガクルガ亜種など
▼特徴
ギルドによって確認された色違いの個体です。
生物学的な「亜種」とは必ずしも一致せず、便宜的な区分とされています。
体色変化の理由はモンスターによって異なるようで多くは推測からきているようです。
- 通常種より凶暴化している傾向がある
- 通常種よりも大柄であることが多い
- 耐性や弱点部位が変化していることがある
簡単にいえば色違いです。
一律に攻撃力が高い、といったような強化ではないのが面白いんですよ。
背景は様々ですが通常種と全く逆の性質をもっていることも少なくないです。
環境に適応して弱点を克服したというニュアンスが正しいかもしれません。
その分、別の弱点が付与されていることが多いですけどね。
メリハリがしっかりしているともいえます。
最新作が出る際も事前に存在が明かされない傾向があります。
希少種

▼登場作品
初代から全シリーズに登場
▼代表モンスター
リオレウス希少種、リオレイア希少種、ナルガクルガ希少種など
▼特徴
亜種より更に希少な個体で遭遇する確率が非常に低い、とされています。
限られた地域で極めて稀に確認される特殊な亜種モンスターです。
一部は特定条件到達で発生する、隠しクエストとなっていることもありますね。
- 通常種や亜種をはるかに上回る戦闘能力を持つ
- 古龍種と互角以上に戦えるほどの強さを誇る
- 専用のレア素材を持っている
ほとんどの希少種は終盤まで出現しません。
希少種の専用レア素材から生産できる武具は優秀であることが多いですね。
シリーズによっては最終装備となります。
難易度が高く設定されており、きっちり狩れるか否かでハンター熟練度がわかります。
希少種を周回できるのであれば「ちゃんとやってる勢」といっていいと思います。
狂竜化

▼登場作品
MH4、MH4G
▼代表モンスター
狂竜化ジンオウガ、狂竜化フルフル、狂竜化ババコンガなど
▼特徴
狂竜ウイルスの感染が進行したモンスターは突然倒れ込み、黒い煙を発しながら狂竜化する。
体色が黒ずみ、口から漏れる吐息・唾液・血液が紫色に変色とめちゃくちゃグロテスクです。
鳴き声も禍々しいものに変化します。
- 攻撃速度が不安定に変化する
- 怒り状態へ移行しやすい
- 肉質が変化する
- 転倒から飛びかかる等不規則に動く
狂竜化した個体の攻撃を受けるとハンターにも感染するのが厄介なんですよね。
自然回復がなくなり、被ダメUPのデバフ扱いです。
ただ、感染源のモンスターを攻撃し続けることで克服できます。
克服後は一定時間「狂撃化状態」という状態になり、武器の会心率が上昇。
克服することでバフに変化するというのが面白いです。
極限化

▼登場作品
MH4G
▼代表モンスター
極限化ジンオウガ、極限化ラージャン、極限化セルレギオスなど
▼特徴
狂竜化を克服し、その力を自身のものとした状態が極限化個体です。
天災と呼ばれる古龍と同等の強さを持つとされています。
異常なまでの硬質化を遂げており、シリーズ屈指の防御性能なんです。
- 心眼を完全無効
- 業物を完全無効&斬れ味消費が増加
- 属性攻撃が完全無効
- 操虫棍の猟虫の攻撃を弾く(エキスも採取不可)
- 弾と矢無効&反射
- 落とし穴、シビレ罠、閃光玉、音爆弾の完全無効
- スタン(気絶)、毒、麻痺、睡眠、爆破の無効
- 斬撃・打撃・固定ダメージによって受けるダメージを8割減
- 怯まない
- 転倒しない
- 疲労しない
全シリーズ通しても類をみない異常な硬さです。
これを実装したスタッフの誰かが狂竜化でもしたのか?と言われています。
シリーズ屈指の鬼畜さですね…
専用アイテムである「抗竜石」を使って攻略しますがすこぶる評判が悪い。
ちょっと強すぎたんですよね…
運営側も悪評を把握しており早い段階で「次回作では採用しない」と明言したくらいです。
強い個体は歓迎される傾向ですが極限化はとんでもなくストレスがかかる仕様でした。
二つ名

▼登場作品
MHX、MHXX
▼代表モンスター
黒炎王(こくえんおう)リオレウス、金雷公(きんらいこう)ジンオウガ、天眼(てんげん)タマミツネなど
▼特徴
MHXで初登場した特殊なモンスターで「二つ名」を冠する特別な個体です。
二つ名はハンターたちが畏怖や尊敬を込めて名付けたものらしいですね。
ネーミングセンスがすばらしい…
通常個体とは大きく異なる体色で二つ名が由来していることが多いです。
- 耐性が変化していて通常種と同じ戦法は通用しないことが多い
- 過去作の亜種技や新規攻撃パターンが追加されている
- 天眼状態・真帯電状態等の特別な状態を持つ
- ドロップした固有素材から二つ名装備を作成できる
全てにおいて強化されているわけでなく、通常種にない弱点が追加されていたりします。
うまくバランス調整がとれているため、適切な対策を講じれば攻略できます。
また、専用BGMや特別な状態は従来の強化個体と一線を画す演出となっています。
獰猛化

▼登場作品
MHX、MHXX
▼代表モンスター
獰猛化タマミツネ、獰猛化ブラキディオス、獰猛化ラギアクルスなど
▼特徴
モンスターが戦闘時に「極度の興奮状態」に陥る現象が獰猛化です。
「戦闘時限定」という特徴があり普段は普通に生活しています。
特定部位の筋肉が過剰活動を起こし、黒い霧を纏ったように見えますね。
対象モンスターが多く、戦闘バリエーションの幅も広いです。
- 攻撃力、体力、ひるみ値に強化補正がかかっている
- 疲労状態にならない
- 怒りやすい
- 黒い煙部位の攻撃力や攻撃速度が上がりモーションも強化される
- 黒い煙の位置は移動する
獰猛化個体は黒い煙を常に意識しながら戦う必要があるんですよね。
とはいえ、狂竜化のような不規則な動きではないので慣れればシンプルな強化個体と変わりません。
他の強化個体と異なり、多くの個体が獰猛化するというのも特徴のひとつです。
ちなみに獰猛化する理由については解明されていません。
歴戦

▼登場作品
MHW、MHWIB
▼代表モンスター
歴戦ネルギガンテ、歴戦クシャルダオラ、歴戦ヴァルハザクなど
▼特徴
数多の戦いを生き抜いた個体、と表現されています。
アイコンはわかりやすく紫で縁取りされています。
純粋な強化となっており、エンドコンテンツとして周回されているのが歴戦個体です。
- 体力、攻撃力、攻撃頻度、状態異常耐性が大きく向上し隙が少ない
- 特別報酬枠でレア度の高い珠をドロップする
- 戦うには調査レポートが必要
青く光る痕跡を調べていくことで歴戦個体の調査レポートを入手できます。
3-5回で調査レポートは消滅するので周回するためにまずレポートを大量に確保することが必要です。
危険度lvにより調査レポートが変化するためストーキングで痕跡を集めるのが人気でした。
周回の都合上、効率よく狩猟するための調査レポートをいかに確保するか?
特別報酬枠が多く、クエスト条件が緩く、倒しやすい種類古龍であるのが望ましいです。
歴戦の個体は純粋な強化だったのでプレイヤーの評判も良好でしたね。
歴戦王

▼登場作品
MHW、MHWIB
▼代表モンスター
歴戦王キリン、歴戦王ネルギガンテ、歴戦王イヴェルカーナなど
▼特徴
古龍種のみで確認されている歴戦個体の上位版です。
公式設定では「悠久とも言えるほどの時を生き続けたことで莫大なエネルギーを蓄積した強大な古龍が、地脈から更なる力を得ることで劇的に能力を高めた姿」とされています。
歴戦の王の名の通り、戦闘力は歴戦個体を大きく上回ります。
- 攻撃力が非常に高い
- 体力は歴戦個体の2倍程度
- 新規モーションが追加され行動パターンも変化
IBにおけるエンドコンテンツのひとつという位置づけになります。
γ装備の素材となるチケットをドロップし、重ね着装備の素材としても要求されます。
アプデと連動して段階的に実装されてきた要素です。
ヌシ

▼登場作品
MHR、MHSB
▼代表モンスター
ヌシ・アオアシラ、ヌシ・ディアブロス、ヌシ・ジンオウガなど
▼特徴
百竜夜行を統率する強大な力を持つ個体がヌシです。
百竜夜行のボス的な存在ですが後に単体クエストでも登場するようになりました。
- 攻撃パターンが複数追加されている
- 攻撃力が軒並み高い
- 操竜待機状態にならない
- 罠にかからない
- 怒り状態で発達部位が赤く充血し軟化する
単体クエストが配信されるようになってからは金冠確定の「重大事変」も配信されています。
手軽に戦える反面、百竜夜行の強化要素を使えないので難易度は高くなりました。
傀異化

▼登場作品
MHSB
▼代表モンスター
傀異化アオアシラ、傀異化ジンオウガ、傀異化マガイマガドなど
▼特徴
噛生虫キュリアが寄生することにより引き起こされる状態が傀異化です。
(傀異化は造語なようで普通に変換するとでてこないため「イカ」と呼ばれる)
性質としては狂竜化に似た側面をもっています。
「キュリアによって無理矢理活性化させられている」
「生命力が暴走している」
と作中で説明されていますが生態系を乱す前に力尽きるという設定です。
なんか悲しいですよね…
- 攻撃力が大きく上昇している
- 特に体力の上昇は凄まじく非常にタフ
- 怒り状態になると傀異凶化し複数の部位に傀異核が現れる
- 一定ダメージで傀異凶化が鎮静化して傀異鈍化の状態になる
- 鎮静化できないと傀異バーストを引き起こす
- 罠は効果があるが捕獲はできない
とにかく体力が高くタフ、これにつきます。
ただ、狂竜化等の不規則なモーションではないためやり込むことで対処可能です。
長期戦となりやすく、沈静化できなかったときの傀異バーストは非常に厄介ですね。
傀異克服

▼登場作品
MHSB
▼代表モンスター
傀異克服オオナズチ、傀異克服バルファルク、傀異克服シャガルマガラなど
▼特徴
傀異克服の個体は古龍のみで確認されています。
(「かいいこくふく」と略して「開国」とも呼ばれる)
キュリアの力を完全に我がものとし、「共生関係」を築かせるまでに至った状態です。
傀異化を完全に克服した存在であるとされ、その力は傀異化を遥かに上回ります。
- 新規アクション増加している
- 一定ダメージで「傀氣脈動状態」に移行し各部がオレンジ色に光る
- 「傀氣脈動状態」では新規アクションの頻度UP
- 「傀氣脈動状態」はダメージ蓄積で解除となる
- 傀異化モンスターと比べて体力は低くされている
傀異核やバーストはなく、通常の傀異化の要素がそのまま採用されていません。
「ダメージの蓄積で怒りを解除」という特性はヌシと共通していますね。
傀異化の上位、という位置づけから傀異克服は歴戦と歴戦王のような構図と考えていいです。
クエスト報酬として「破傀玉」という特殊な素材をドロップします。
素材とすることでデザインや性能が異なる防具や新たな装飾品を生産可能です。
単純な色違い、みたいなものもコンパチ要素ですがMHはこれの扱いがうまいですね。
大きくは強化個体でくくれますがそれぞれにしっかり背景があるのがすばらしい。
ネーミングも秀逸でよく考えたなぁ…と感心させられます。
(漢字も難しいですけどね)
昨今のMHはアプデによって新要素が追加される傾向があります。
過去作の要素をオマージュしてくる可能性もあるのでおさえておきたいところですね。
(´・ω・`)以上
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